リコエネハウス ケーススタディ02 住宅密集地の総2階建て

リコエネポイント

場所は北側に道路、東西と南側に住宅が軒を並べる敷地を想定しています。一般的に深い軒や庇は強い日射しを制御し、家の中を快適にするのですが、隣家が迫っている場合は家の中を暗くしてしまいます。ここでは吹抜に高窓を設けて家の奥まで光を届けることにし、軒のないモダンスタイルのデザインとしました。
省エネ等級6 を実現した内部は、30 坪ワンルームのつくり方をしていて、冬は1 台の床下エアコンで家全体を暖かくします。夏はロフトのエアコン1台で家全体に冷気を落としていきます。(冬のロフトエアコン、夏の床下エアコンは送風モードで充分です。)また太陽光発電は5Kwを載せて2025年改定「ZEH+」を実現しています。

間取りの最大の特徴は、キッチンを家の中心に置いていることです。洗濯置場や家事用カウンターも近く、家事動線の短さが共働きにはマッチするだろうと考えました。また、1階を見渡すことができるのはもちろんのこと、吹抜を介して音で家族の様子を確認することもでき、家族の一体感が感じられるつくり方になっています。

構造・規模木造2階建て
想定家族4人家族
延床面積109.64㎡ (33.16坪)+ロフト9.11㎡(2.76坪)
断熱仕様床   :基礎断熱 硬質ウレタンフォーム吹付
外壁:硬質ウレタンフォーム吹付
屋根:硬質ウレタンフォーム吹付
開口部: アルミ樹脂複合サッシ
外皮性能Ua値0.44W/㎡K
太陽光発電5.06kw
断熱等級等級6(6地域) 
建築費の目安〇〇〇〇万円
ZEH+補助事業に該当再生可能エネルギー≧一次消費エネルギ-、Ua値 0.46以下
一次消費エネルギ-削減30%以上、V2H導入